あ、このマンションじゃないわよ♡←買えない。笑
結婚後に住む予定でしたが、諸事情（夫の通勤事情等）で1度も住むことなく、5年近く「家賃収入」を得てローン返済等にあてていました。
しかし、先日売却。
今回は「家賃収入」を捨てた理由と、マンション売却までの苦難の道のりを記録します。笑
ファミリー向け分譲賃貸の入居者属性
購入したマンションは、都心から電車で約15分、最寄駅から徒歩約10分。
広さは狭めファミリー向け物件（いや、狭めではなく狭い）。
詳細は割愛しますが、新古物件を割安価格で購入しました。
入居者①
夫の異動で「マンションから通うのは厳しい」という話になり、元の部署に戻れるまで賃貸に出すことにしたのですが、不動産屋さんにお願いしてからトントン拍子で入居者が決まりました。
このマンションの最寄駅、分譲マンションは供給過多状態ですが、駅から徒歩10分以内＋築浅のファミリー向け賃貸物件が少なくて。
家賃は16万円の強気（妥当？！）な設定にしましたが、沿線上に有名な中学があり、春から娘さんがその中学に進学される方が”奥様と娘さんが住むため”に借りてくださいました。
しかし、2年後の更新のタイミングで「もう少し家賃の安いところに引っ越す」という理由で退去。
ちなみに、これが最初で最後の個人契約でした。
入居者②
入居者①から事前の退去通告があったので、すぐに次の入居者を募集したところ、転勤族ファミリーが法人契約してくださいました。
1年半後に辞令が出たということで退去。
入居者③
入居者②から事前の退去通告があったので、すぐに次の入居者を募集したところ、今度も転勤族ファミリーが法人契約（別企業）してくださいました。
家賃16万円という金額故、個人だとよほどお金に余裕があって賃貸でなければいけない理由のある方か、会社の家賃補助が超高額な方くらいしか検討してくださらないので、問い合わせの9割以上は転勤族を抱える法人でした。
法人なので支払い面に関しては個人に比べて安心感があるのですが、”長期間住んでいただける”というファミリー賃貸物件のメリットがなくなり、”辞令次第でいつ退去されるか分からない”というリスクがありました。
実際、入居者③は入居後1年未満で海外転勤の辞令が出たとかで退去。
引越し繁忙期を過ぎたタイミングだった為、このタイミングで賃貸と合わせて売却を考え始めました。
入居者④（未）
結果的に入居者③で終わり売却に至りましたが、賃貸募集と売却を同時進行していた時にも、個人から1件と、法人から数件お問い合わせがありました。
家賃収入の収益と確定申告
最初の年は契約に関する諸費用もあってマイナスでしたが、それ以降は家賃収入から不動産屋に支払う管理手数料＋ローン＋管理費＋修繕積立金＋固定資産税等を払っても少しプラスになっていました。
ただし、入居者①〜③までは順調に入居者が決まったものの、次の入居までにクリーニングやメンテナンスをするための期間が最低1週間程度は必要だったため、その月は家賃が日割りとなって、収入が減ってしまいます。
また、礼金を1ヶ月分いただいていましたが、不動産会社の募集＆契約関係の手数料に消えていたので、礼金は収入にはなりませんでした。
ちなみに、確定申告は青色申告。
ちょっと面倒でしたが、特別控除の恩恵は大きかったと思います。
家賃収入を捨てた理由
訳あって、この頃には”夫が元の部署に戻れたら住む”という選択はなくなっていて、心機一転新築マンション探しを始めていました。
家賃収入として大きな収益にはなっていなかったものの、資産や生命保険として持ち続けるという選択肢もありましたが、売却することに。
理由は「管理費や修繕積立金の値上がりのタイミング」と「固定資産税の軽減措置のリミット」。
この2つの金額が上がるタイミングの目安が「5年」。
金額が上がったら収支がマイナスになる可能性が高いので、売却を決めました。
部屋に付けているエアコンも5年〜10年くらい経てば新しい物に交換する必要が出てくるだろうし、そうなれば確実に収支はマイナス…。
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長くなったので、マンションを売りに出してからのお話は次回以降に続きます♡
