前回の続きです♡
売却担当に大手を選ばなかった理由
当初、入居者①を探し始めた時には売却も同時進行で行いました。
その時にお世話になったのがCMでもお馴染みの不動産売買大手。
結果的にすぐに賃貸で入居者が決まったので、ほとんどお世話になることはなかったのですが、この時気になったのが営業マンとの相性。
なので、本格的に売却することになった時はとにかく営業マンとの相性を重視しました。
複数の会社(営業マン)の相場感や意見が聞きたかったので、【リビンマッチ】という不動産売却の一括無料申込を利用し、最終的にお任せすることにしたのは名前も知らない小さな会社の20代の男性営業マン。
お父様のご職業と夫の職業が同じという共通点から盛り上がり、近隣エリアで最近売買実績もあるとのことで、この方にお任せすることになりました。
販売開始から購入申し込みに至るまでの期間
結論から言うと、販売開始から購入申し込みに至るまで、実に5ヶ月近くかかりました…。
さらに、購入申し込みから引き渡しまで約2ヶ月あったので、実質7ヶ月ほどはローン+管理費+修繕積立金が自腹。
いや、冗談抜きで痛かった。笑
そして、つくづく中古物件の売買は“妥当な金額”+”タイミング”だと感じました。
最初の4ヶ月は問い合わせや内見こそコンスタントにあったものの、購入申し込みは0件。
しかし、価格を下げた最後の1ヶ月はほぼ同時に3組から購入の意思がある旨の連絡がありました(そのうち1組はローンの仮審査に通らずキャンセル)。
しかも、それとほぼ同時に法人からも賃貸希望の熱いラブコール。
「半年経っても購入申込者が現れなかったら賃貸にするけど、それまではできる限り売却の方向で考える」という風に決めていたので、本申し込みをしてくださった方のローン仮審査の結果が出るまで賃貸の回答は保留にしたいと伝えたところ、それでも「待ちます」とのこと。
賃貸としての需要は本当に高かったけど、これにも懸念がありました。
新築分譲マンションの供給過多
5年ほど前にマンションを購入した頃は、新築分譲マンションの需要と供給のバランスは今ほど崩れていなかった印象ですが、この数年で駅徒歩10分圏内に次々と新築分譲マンションができました。
そして、どこも販売に苦戦していて、現在は不動産ド素人のNaomiから見ても完全に供給過多。
中には分譲賃貸として物件ごと買い上げてもらう計画のあるところもあるとかないとか。
もしそうなれば、賃貸でもライバル物件が増えてしまい、これまでのように借り手がつかなくなる可能性もでてくる。そうなる前に手放したかったのです。
とは言っても、売却するにも新築と中古で価格がそれほど変わらないのであれば、わざわざ駅徒歩10分の中古マンションを選ぶメリットなんて無いだろうし、価格で勝負するしかなくなります。
最初は購入時とほぼ同額で売りに出しましたが、最終的にはローンの残債がギリギリ清算できる程度の金額まで落としました。
もし新築分譲時の価格で購入していたら、ローンの清算に数百万円の手出しが必要になっていたと思います。
売却に時間を要した原因
売り出しから本申し込みまで約5ヶ月もかかったのは、当初の売出価格が現状の相場や需要と供給のバランスに見合っていなかったことに他なりません。
自分でも「駅徒歩10分でこの価格なら、新築か、築年数は古くても駅直結か駅徒歩5分以内の他の中古マンションを検討するな…」と思っていたので…。
駅徒歩10分って実際に歩いてみると意外と遠いですし、それは今住んでいるマンション選びにおいて、大切な基準にもなりました。
次回の予告
次回は、購入申し込み者の属性や売却にかかった費用、マンション購入時から売却まで保管していて良かった物について書きたいと思います。
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