【家賃収入を捨てた理由】マンション売却までの苦難の道のりと費用③

 

これまでの続きです♡

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  前回の続きです♡ 売却担当に大手を選ばなかった理由 当初、入居者①を探し始めた時には売却も同時進行で行いました。 そ...
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購入申込者の属性

結果的に購入してくださったのは、若い独身の男性でした。
近くに住むお母様から「家賃がもったいないしマンションを購入したら?」と勧められて探していたそうです。

他に仮申し込みを入れてくださったのは、娘さん夫婦が同じマンションに住んでいるというリタイア世代のご夫婦と、同じマンション内で分譲賃貸になっているお部屋に住んでいらっしゃる独身男性でした。

同じマンション内に売り出しのビラをまくのは抵抗があるかもしれませんが、両親や子供の住んでいるマンションで近居を考えていらっしゃる方や、賃貸で貸し出されているお部屋に住んでいて「このマンションや立地が気に入ったから購入できる部屋があるなら買いたい」と考えていらっしゃる方も多いそうなので、個人的にはおすすめです♡

かかった費用

印鑑証明/200円

売買時に本当に売主であることを証明するためのもの。
コンビニでも交付できます♡

住民票/200円

売主の現住所と登記上の住所が違う場合に必要ということで交付したんだけど、住民票は現住所と前の住所しか記載されていないので、Naomiの場合「住民票」ではダメでした。

戸籍の附票/250円

売却したマンションには1度も住んでいないものの、結婚後に1度諸手続きのため住民票を一時的(1日だけ)移動させたことがありました。
それを証明するために過去を遡らなければならず、「戸籍の附票」が必要でした。

ちなみに、戸籍の附票は本籍地の役所でしか交付していただけません。

切手/82円×2

不動産会社の営業マンとは、基本的にLINEや電話でやり取りしつつ、PDFなどはメールで送受信、大切な書類のやり取りは自宅に来ていただく…というスタイルでしたが、2回ほど郵送で書類を送ったので、その時の切手代です。

収入印紙/10,000円

売買契約を結ぶ際に収入印紙代として10,000円かかりました。

・契約金額が1,000万円~5,000万円の場合→1万円
・契約金額が5,000万円~1億円の場合→3万円
不動産の譲渡、建設工事の請負に関する契約書に係る印紙税の軽減措置/国税庁

仲介手数料

不動産会社に支払う仲介手数料は、上限金額が決まっていて、取引額が400万円を超える場合は「取引額の3%+6万円まで(別途消費税)」となります。

例えば、4,000万円で売却する場合、「4,000万円×3%+6万円=126万円」+「126万円×0.08=10.08万円」=136.08万円が仲介手数料の上限金額となります。

ただし、あくまでもこれは「上限」なので、それ以下であればOKで、不動産会社次第なところがあります。
Naomiの場合、今回売却まで時間がかかったという理由で、「弊社でも例外的な金額とさせていただきます」と、上限の10分の1以下の仲介手数料にしくださいました。

あ!値引き交渉魔のNaomiだけど、今回の異例の激安仲介手数料は不動産会社側からの申し出よ♡笑

ちなみに、一般的には仲介手数料は売買契約時に50%、引渡時に50%を支払うことが多いそうですが、Naomiの場合は引き渡し当日に全額を振り込みました。

振込手数料/432円

仲介手数料は銀行のキャッシュカードを使ってATMから他行に振り込みをしたので、手数料432円が発生しました。

不動産会社の振込先が同じ銀行であれば、ダイレクトアプリなどを使って手数料を無料にすることも可能です。

司法書士/23,900円

住宅ローンを利用している場合、売主は売却時に抵当権の抹消手続きをしなければいけません。
この手続きにかかる費用及び司法書士への報酬は、合計23,900円でした。

担当者には引き渡し当日に振り込みになると聞いていましたが、「現金で大丈夫です」とのことで、振込手数料がかからずに済みました♡

①抵当権抹消登記

登録免許税:1,000円×2(土地と建物)
司法書士への報酬相場:5,000円~10,000円程度

②住所変更登記および氏名変更登記

登録免許税:1,000円×2(土地と建物)
司法書士への報酬相場:10,000円~15,000円程度

ローンの繰り上げ返済手数料/21,600円×2

Naomiが利用した銀行は、ネットバンキングで一部繰上返済する場合の手数料は無料ですが、全額繰越返済の場合は最大21,600円の手数料がかかります。

購入者が同じ銀行で融資実行→スマホでネットバンキングにログインしてポチポチ→Naomi側にお金が振り込まれる→そのまま全額繰上返済…という流れだったため、強制的に手数料が1番高いプラン(窓口/書面)となりました。

しかも、変動と固定のミックスだったため、それぞれに手数料がかかりました。

保管していて良かった物

今回、売却活動に当たり「保管していて良かった」と思ったのは物件の購入検討時~契約時にいただいたパンフレット一式。

Noamiはファイリングして契約書類と合わせて保管していたのですが、検討者の中には「新築分譲時のパンフレットが見たい」と言ってこられる方もいたので、保管しておいて良かったと思います。

パンフレットはデベロッパーが作成した”売るための資料”なので、中古売買の時にも役立ちます。
また、近隣環境のパンフレットには公立小中学校の校区の記載もあるので、校区を聞かれた時にも役立ちます。

他に、管理規約を含め、部屋の図面やマンション全体の図面、定例会の議事録(出席はしていませんでしたが、毎回郵送で議事録が送られてきていました)なども全てファイリングして保管していたのですが、引き渡し時に購入者に全てお渡ししました。

まとめ

巷では「不動産収入で将来安泰」だとか「売り出し開始から3日で売却が決定!」とか「売却益でムフフ♡」とか、魅力的な記事の方が多い気がするのですが。←Naomiの気のせいかしら?

まあ人間の心情的に、成功は自慢したいし、失敗は隠しておきたい。

だからこそ、「いやいや!不動産収入で将来安泰なんてごく一部の話だし、物件やエリアによってはリセールも一苦労よ!売却予定があるなら、売れ残るようなマンションは買っちゃダメよ!!」と伝えたくて、Naomiの苦い経験をツラツラと書いてみました。

そうそう。中古マンションの売買にも「契約日」と「引渡日」があるんだけど、Naomiはどちらも平日でした。

契約日は不動産会社や買い手側の都合次第で土日にしていただけるかもしれませんが、引渡日は銀行の営業時間に行わなければならないので(ローンを利用していた・ローンを利用する場合)、フルタイムでお仕事をしている場合は有給を取るなどの対応が必要です。

▶︎165万戸の中古マンション査定ができる【住まいサーフィン】

〜完〜

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